いよいよ3年生です。中学英語の総まとめ、受験でも一番よく出題されます。それでは頑張って理解しましょう。
受け身(受動態)
受け身の文
まずは動詞の形「過去分詞」という形を使います。
過去形と同じように「規則動詞」と「不規則動詞」があります。
「規則動詞」は「過去形」と同じです。不規則動詞は「頑張って覚えるしかありません!」ファイト!
主語が三人称単数のパターンです。過去分詞の形は主語によって変わりません。ある意味簡単です。
過去形の文です。「be動詞」に注目!
②study の過去分詞形(少し注意!)
③④過去形 byのうしろの代名詞(彼女に/私たちに)の形にも注意
④主語は単数?複数?
受け身の疑問文・否定文
念のため「be動詞」の疑問文・否定文の作り方を確認しましょう。
受け身の文には「be動詞」があるので「be動詞のルール」通りです。
書き換えにチャレンジしましょう。
「過去形」も考え方は同じです。
➀過去の否定文 ②疑問文 ③過去の否定文 ④疑問詞を使った過去の疑問文
受け身の応用(SVOO)
「give人物」「teach人もの」「show人物」などの文型では目的語が2つあるため(人と物)、2つの受け身の文を作ることができます。
現在完了➀継続「(ずっと)~している」
現在完了にも「過去分詞」が使われます。頑張って覚えましょうね。
現在完了には3つの用法があります。それぞれに「いっしょによく使われる語」があるので、必ず覚えましょう。
➀継続(ずっと)~している
受け身との「形」「意味」の違いは理解できましたか。それでは文で見ていきましょう。
三人称単数が主語の場合「has +過去分詞」となります。どの用法でも共通です。
継続では一緒に使われる語として「for」「since」の2つを覚えましょう。使い分けできるように。
8)私が生まれた 10)「~ago」と「since」の関係は?<注意>で確認!
➀studyの過去分詞 ②know/knew/known ④are/were/been
「since」「for」の使い分けに注意!
➀継続 否定文・疑問文
疑問文・否定文の作り方のこつは「have(has)」を助動詞「can」と同じだと考えて下さい。疑問文は「have(has)を主語の前に、否定文は「have(has)」のうしろに「not」をつける。これでOKです。「can」との違いは「動詞は過去分詞」となることです。
主語が「he」のパターンです。考え方は「同じ」ですね。
答え方は「have」又は「has」を使います。「can」のパターンと同じですよ。
➀②否定文 ②主語に注意! teachの過去分詞は?
③疑問文 ④疑問詞を使った疑問文 areの過去分詞は?
➀継続 be動詞を使った文
上の表から「現在完了継続」と「be動詞」の意味をあわせると「have (has) bee」で「(ずっと)~です/(ずっと)~にいる、ある」となります。
下の表で否定文・疑問文も確認してください。ルールは同じです。
➀②「(人が)~にいる」は「be動詞」を使います。 ②否定文
③疑問文 ④疑問詞を使った疑問文
現在完了②経験「~したことがある」
2つ目の用法です。「過去」から「現在」までに「~したことがある」と表現するときに使います。
上の一緒に使う語を必ず覚えて、どの用法かを区別しよう。
ここまでは大丈夫ですね。三人称単数が主語のときは「has」を使います。
注意点は否定文のときは「never」を使います。「never」の位置は「not」の位置と同じです。
疑問文の注意点は「ever(今までに)」をよく使います。位置に注意!
下の表で語順を確認しましょう。基本は継続と同じです。
➀「以前」は? ②否定文「not」ではなく? ③「今までに」は?
④「行ったことがある」=「have (has) been to」
現在完了③完了「~したところです・~し終えた」
3つ目の用法です。「現在」までに「~したところ」「~し終えた」と表現するときに使います。
肯定文(疑問文でも否定文でもない文(~です/~する)などでは「just」と「already」
疑問文と否定文では「yet」意味が異なるので注意!
主語が三人称単数の時には「has」を使います。「just」と「already」の区別はもう大丈夫ですね。
それでは「否定文」「疑問文」を見ていきましょう。「yet」の意味には注意!
次の内容はとても大切です。テストにも必ず出題されますよ。
しっかりと理解して区別してください。
ややこしいですが、必ず暗記!
「have(has) been to」は「行ったことがある」
「have (has) gone to」は「行ってしまった」
➀②肯定文 ③否定文 ④疑問文 一緒に使う語は大丈夫ですね?
これで現在完了形は終了です。
どの用法であるかの区別は「一緒に使う語」で見分けましょう。
形容詞 to 動詞の原形「・・・して~」
「happy」「glad」「sad」などは感情を表す形容詞です。
形容詞のうしろに「to +動詞の原形」で「・・・して(形容詞)」
注意!非常に間違いの多いポイントです。
「人 is excited.」「人がわくわくしている」
「物 is exciting.」「物はわくわくする。」
He is excited.(彼はわくわくしている。)
The book is exciting.(その本はわくわくする。)
interested/ interesting も同じパターンで使います。
to のうしろの動詞は原形 ④過去の疑問文 talk with ~と話す
疑問詞 to 動詞の原形「how to~の仕方」「what to なにを~すべきか」
疑問詞の意味が分かれば上の表を理解できますね。
「how to どのように~したらよいか」⇒「~の仕方」
否定文・疑問文などは文のルールに従ってください。上の3文は一般動詞の文です。下の文は命令文です。
➀ゴルフをする⇒play ②する⇒do ④降りる⇒get off
It’s for 人 to 動詞の原形「~することは人にとって・・・」
長い文になりますが、パターンで覚えましょう。
上下の文の意味は同じですが、It is ~の文型が好まれます。
「It」は仮主語ですので「それ」とは訳さないように。
「for 人」は省略されることもあります。
「to」のうしろの「動詞は原形」です。
「for 人」の「人」の形は? ④過去形
want / tell / ask 人 to 動詞の原形「人に~して欲しい/~するように言う/頼む」
上の2つの文の違いに気づきましたか?
違いは「you」があるかないかだけです。意味が完全に変わります。
下の文の「tell」「ask」も同じパターンです。
「人」は「I/my/me表の3番目」 ②③④過去形
間接疑問文
I know などのうしろに疑問詞が来る場合⇒「疑問詞」+「主語」+「動詞」の順です。疑問文のシンボル「do」はいりません。
上の文は「did」が使われていますので過去形です。
疑問詞「where」の後ろも過去形となりますので「lived」となります。
「be動詞」の文です。理解できましたか。
「be動詞の疑問文」は「be動詞(この場合 is)」を主語の前に出しました。
間接疑問文では「疑問詞」+「主語」+「動詞」の順ですので「what this is」の順になります。もう1つ見ましょう。
次は主語が疑問詞となるパターンです。注意が必要! まずは通常の疑問文。
主語の部分に疑問詞が入ります。
疑問詞が主語の場合は三人称単数扱いとなります。現在形の場合⇒動詞のうしろに「s」がつく形となります。
答え方➀一般動詞の場合 ⇒ 主語 +「do」「does」「did」.
答え方②be動詞の場合⇒主語+「be動詞」.
それでは間接疑問文を見ていきましょう。
主語が疑問詞になる場合は「疑問詞」+「動詞」となります。疑問詞は三人称単数扱いとなりますので、現在形の場合「動詞のうしろに「S」」がつく形となります。
簡単にいえば、「I know」などのうしろに「疑問文がそのまま」入ります。
疑問文ではないので「?」はいりません。
➀否定文 ②「彼」三人称単数です。 ③今何時の主語は? ④疑問詞が主語のパターン
現在分詞「~している・・・」・過去分詞「~されている・・・」
現在分詞も過去分詞も名詞(人・もの)を修飾します。
~している人・もの/~されている(された)人・もの
現在分詞(~ing)が1語だけの場合、前から後ろの名詞を修飾します。
swimming ⇒boy (泳いでいる⇒少年)
現在分詞(~ing)に修飾語がつく場合、後ろから前の名詞を修飾します。
boy ⇐ swimming in the pool (少年⇐プールで泳いでいる)
次は文で見ていきましょう。
理解できましたか。現在分詞を含む部分がどこを修飾しているか理解することが大切です。
次は過去分詞を見ていきましょう。
過去分詞が1語だけの場合、前から後ろの名詞を修飾します。
used ⇒ car (使われた⇒ 車)
過去分詞に修飾語がつく場合、後ろから前の名詞を修飾します。
car ⇐ used by Ken (車⇐ケンによって使われた)
次は文で見ていきましょう。
現在分詞も過去分詞も文の仕組みは同じです。
練習問題で確認しましょう。
➀兄⇐大阪に住んでいる brother を修飾します。
②男⇐木のそばに立っている manを修飾します。
③都市⇐たくさんの人に訪れられている cityを修飾します。
④本⇐彼女によって書かれた bookを修飾します。
関係代名詞
関係代名詞 主格
関係代名詞は2つの文を1つにします。1つの文の名詞をもう1つの文が修飾します。
人=who / もの、動物=which / that は両方ともに使えます。
2つの文を1つにする方法(上の文を見て下さい。)
➀意味的に同じものを見つける。上の文は「a friend」と「He」。
②どちらの文がもう1つの文のどの名詞を修飾するか見つける。
「彼はサッカーをする。」という文が「友達」を修飾する。
③修飾する文の「He」が「人」なので「who」に変える。
④「a friend」にかかるので「who plays soccer.」を後ろにつける。
もう1つ見ましょう。
➀意味的に同じものを見つける。上の文は「The teacher」と「He」。
②どちらの文がもう1つの文のどの名詞を修飾するか見つける。
「彼は英語を教える」という文が「先生」を修飾する。
③修飾する文の「He」が「人」なので「who」に変える。
④「The teacher」にかかるので「who teaches English」を後ろにつける。
「もの」のパターンです。「which」が使われています。文の組み立て方は「人」のときと同じです。
「動物」も「もの」と同じ「which」を使います。
「that」は「人」でも「もの」でも使えますので「that」でもOKです。
もう少し文を見ていきましょう。頑張って理解!
ヒントです。次の2つの文を1つにしてみましょう。関係代名詞はここでは「that」以外で答えましょう。
➀I have a friend. / He runs fast.
②The man is Ken./ He speaks English.
③This is a movie. / It makes people happy.
④The cat is mine. / It is running in the park.
関係代名詞 目的格
関係代名詞は2つの文を1つにします。1つの文の名詞をもう1つの文が修飾します。主格と目的格の違いに注意しましょう。
人=that / もの、動物=which / that は両方ともに使えます。
2つの文を1つにする方法(上の文を見て下さい。)
➀意味的に同じものを見つける。上の文は「a friend」と「him」。
②どちらの文がもう1つの文のどの名詞を修飾するか見つける。
「私は彼にプレゼントをあげた。」という文が「友達」を修飾する。
③修飾する文の「him」が「人」なので「that」に変えて文頭に。
④「a friend」にかかるので「that I gave a present」を後ろにつける。
上の文の解説です。
➀意味的に同じものを見つける。上の文は「The teacher」と「her」。
②どちらの文がもう1つの文のどの名詞を修飾するか見つける。
「私は彼女に昨日会った。」という文が「先生」を修飾する。
③修飾する文の「her」が「人」なので「that」に変えて文頭に。
④「The teacher」にかかるので「that I met yesterday」を後ろにつける。
それでは「もの」の場合を見ましょう。「which」を使います。
理解できましたか?もう一度確認しましょう。
人=that / もの、動物=which / that は両方に使えます。
ヒントです。次の2つの文を1つにしてみましょう。関係代名詞はここでは「人はthat」「ものはwhich」で答えましょう。
➀Kana is a singer. / Everyone loves her.
②The man is Ken. / She loves him.
③Kyoto is a city. / Many people visit it.
④The car is new. / My father uses it.
お疲れ様でした。これで終わりです。中学英文法が分かれば英語の基本は「バッチリ!」です。
単語をどんどん覚えて使えるようになりましょう。